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圧巻の奪三振ショー!創価大・田中の“完全投球”に日米スカウト仰天

圧巻の奪三振ショー!創価大・田中の“完全投球”に日米スカウト仰天

好投の創価大・田中正義=神宮球場(撮影・今野顕)

好投の創価大・田中正義=神宮球場(撮影・今野顕)【拡大】

 ネット裏では日米14球団の関係者が観戦。楽天・早川アドバイザーは「菅野が東海大時代にプロを抑えたことがあるが、田中の方が三振がよく取れている」。2010年に大学3年でNPB選抜相手に最速154キロをマークし、1回2奪三振と好投した巨人・菅野にダブらせた。

 7月6日から始まるユニバーシアードでは、1次リーグ初戦から宿敵・韓国と対戦する。善波監督は「頼り切ることはないが、柱になってほしい」とエースとして期待。田中も「日本が金メダルを取ったことがないので、100%の力を出し切るように準備をします」と宣言した。

 その名は正義と書いて「せいぎ」。味方につけて悪くはない、はずだ。 (赤堀宏幸)

2三振の武田(オリックス、年俸650万円) 「1球目を見た瞬間に打てないな、と思った。球の切れがすごい」

巨人・山下スカウト部長 「ストレートも変化球も質がよくなった」

米大リーグ、ドジャース・大慈弥スカウト 「こういう舞台でアドレナリンが出るタイプ。高いレベルで結果を出せる投手」

ヤクルト・小川SD 「真っすぐ狙いのプロを相手に三振が取れる。来年が楽しみ」

菅野も“プロを手玉に”VTR

 2010年7月26日、大学日本代表は世界大学選手権に向けた壮行試合でNPB選抜と対戦(東京ドーム)。4点ビハインドの九回に当時東海大3年だった菅野(現巨人)が登板。先頭の枡田(楽天)をカットボールで二ゴロに打ち取ると、堂林(広島)を3球連続の153キロで3球三振、大嶺翔(ロッテ)をこの日最速の154キロで空振り三振とプロの打者をなで切りに。試合後は「もちろん三振を狙っていきました」と涼しい顔で話した。

田中 正義(たなか・せいぎ)

 1994(平成6)年7月19日生まれ、20歳。神奈川県出身。上末吉小1年で軟式野球を始め、中学時代は川崎中央シニアでプレー。東京・創価高では公式戦登板はなく、3年夏は「4番・中堅」で西東京4強。創価大進学後に投手に戻り、2年春に初登板。今春は東京新大学リーグ戦で6勝(防御率0・40)を挙げ、最優秀投手などに輝いたがチームは2位だった。最速は155キロ。1メートル86、89キロ。右投げ右打ち。家族は両親と兄、弟、妹。

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(紙面から)

  • 田中が驚きの8奪三振。若きプロ軍団を相手に圧巻の投球を披露した(撮影・春名中)
  • ネット裏には日米のスカウト陣が集結。田中の剛腕にため息が漏れた
  • 好投の創価大・田中正義=神宮球場(撮影・今野顕)
  • 好投の創価大・田中正義=神宮球場(撮影・今野顕)
  • 侍ジャパン大学日本代表、2番手の田中正義(創価大)=神宮球場(撮影・春名中)
  • 7回から登板する東農大北海道・井口=神宮球場(撮影・春名中)
  • 6回、右中間へ本塁打を放つ侍ジャパン大学日本代表・吉田正尚=神宮球場(撮影・小倉元司)
  • 8回から登板した専大・高橋礼=神宮球場(撮影・春名中)
  • 8回、香月一也の左飛を好捕する侍ジャパン大学日本代表の吉田正尚=神宮球場(撮影・春名中)
  • 6回、青学大・吉田がソロホームランを放ちナインに迎えられる=神宮球場(撮影・今野顕)
  • 6回ソロ本塁打を放つ侍ジャパン大学日本代表・吉田正尚(青学大)=神宮球場(撮影・春名中)
  • 侍ジャパン大学日本代表先発の浜口遥大(神奈川大)=神宮球場(撮影・春名中)