2015.6.25 05:05(3/4ページ)

ついにGトラえた!4連勝の阪神、セ界唯一貯金1で首位奪首や

ついにGトラえた!4連勝の阪神、セ界唯一貯金1で首位奪首や

ゴメスはダメ押し打含むマルチ(撮影・中島信生)

ゴメスはダメ押し打含むマルチ(撮影・中島信生)【拡大】

 試合後、バスを囲む北陸の虎党の声援を受けながら、マートンは「状態が悪いときはイライラすることもあったが、野球は人生と同じで、いいときもあれば悪いときもある。何とか昨季と同じように続けたい」と力を込めた。チーム打率・235はリーグ最下位。昨季首位打者のマートンと打点王のゴメスの不振が大きく響く。特にM砲は深刻で、打撃のイライラが判定への不満や緩慢な走塁にも発展したが、ようやく冷静に自分を見つめ直すことができた。

 この日は午前10時58分長野発の北陸新幹線で富山入り。グリーン席の乗車口付近でファンにサインをしていたマートンは「かがやき」が入線した瞬間、突然、後方の普通指定席に逆行した。

 「乗り場がわからなかったよ。『のぞみ』だとわかるんだけどねぇ」

 出発から数十分後、ようやくグリーン席に到着し、照れ笑い。もう“迷子”にはならない。

 ゴメスも「チーム全員の勝利。いい試合だった」と喜んだ。実は今、髭を伸ばしている。「サンタクロースを知っているか!? ああいう風に伸ばしたいんだ」。今年も愛妻から「頼むから剃って」といわれているが、昨季の験担ぎを再開。10年ぶりVという大プレゼントを運ぶつもりだ。

 富山は2011年に当時チーフスコアラーだった渡辺長助氏(享年54)が急逝した地でもある。虎将は「やっぱり長さんのことを思い出すね。いい試合を見せられて、長さんも喜んだと思う」と言葉を詰まらせた。打率だけでなくチーム防御率(3・79)も得点(215)も失点(287)もリーグワーストだが、セ界唯一の貯金1で単独首位。ここから新幹線同様、GM砲も虎も一気に突っ走る! (阿部祐亮)

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  • 五回に一発を放ち、喜ぶマートン(右から4人目)をゴメス(右端)もハイタッチで出迎え。この2人が打てば虎は加速する!(撮影・彦野公太朗)
  • マートンは2号含む猛打ショー(撮影安部光翁)
  • 5回、ソロホームランを放つ阪神・マートン=富山アルペンスタジアム(撮影・中島信生)
  • 5回、本塁打を放つ阪神・マートン=富山アルペンスタジアム(撮影・彦野公太朗)
  • 5回、ソロホームランを放つ阪神・マートン=富山アルペンスタジアム(撮影・中島信生)
  • 5回、本塁打を放つ阪神・マートン=富山アルペンスタジアム(撮影・安部光翁)
  • 5回、守備に就くときにファンの声援に応える阪神・マートン=富山アルペンスタジアム(撮影・安部光翁)
  • 2回、安打を放つ阪神・マートン=富山アルペンスタジアム(撮影・中島信生)
  • 2回、安打を放つ阪神・マートン=富山アルペンスタジアム(撮影・彦野公太朗)
  • 2回、安打を放つ阪神・マートン=富山アルペンスタジアム(撮影・中島信生)
  • 4回、安打を放つ阪神・マートン=富山アルペンスタジアム(撮影安部光翁)
  • セ・リーグの貯金・借金推移