ゲーム後に阪神・藤浪と話す福原=甲子園球場(撮影・森田達也)【拡大】
(セ・リーグ、阪神4-2ヤクルト、10回戦、阪神8勝2敗、21日、甲子園)阪神・藤浪晋太郎投手(21)がヤクルト戦に先発し、プロ最速タイの158キロをマークするなど6回5安打2失点で5勝目(4敗)を挙げた。チームは3連勝で借金を返済した。
藤浪は一回を3人で終わらせると、二回は、先頭の畠山に対しプロ最速タイの158キロを投じるなど、空振り三振に斬った。1点リードの四回、無死満塁のピンチを招くと森岡の一ゴロの間に失点。さらに一死一、三塁から中村のニゴロの間に失点して、1-2と逆転を許した。
それでも味方の援護を信じて五回、六回を無失点で切り抜けると、六回の攻撃で福留のソロ本塁打と狩野の右越えの2点二塁打が飛び出し、3点を奪い勝ち越しに成功。藤浪は、この回に代打を送られ降板した。
6回で115球を投じた藤浪は「悪いなりにゲームを潰さずに投げることは出来ましたが、球数が多くなってしまいました。先発投手としてもう少し長いイニングを投げないといけなかったと思います」と反省した。
呉昇桓(リーグトップの20セーブ目)「いい形で勝てた。(セーブ数は)まだシーズン中なので、自分の中で深い意味はない」
今成(二回の先制打を含む2安打)「得点圏で積極的にいった結果です」