2015.6.7 13:00

【球界ここだけの話(199)】広島ポッチャリ左腕、自らの利益よりチーム優先!外国人枠争うヒースと情報共有

【球界ここだけの話(199)】

広島ポッチャリ左腕、自らの利益よりチーム優先!外国人枠争うヒースと情報共有

特集:
サンスポ記者の球界ここだけの話
ジョンソンと話す広島・ザガースキー。癒やし系ポッチャリ左腕は、チームの勝利優先で外国人枠を争うライバルにも情報を共有する

ジョンソンと話す広島・ザガースキー。癒やし系ポッチャリ左腕は、チームの勝利優先で外国人枠を争うライバルにも情報を共有する【拡大】

 広島のマイク・ザガースキー投手(32)の出場選手登録が6月4日に抹消された。

 「四球を減らして、もっとストライクを取れるように、ピッチングの内容を改善してくれと言われた」

 3日の日本ハム戦(マツダ)では7回途中から2番手として登板し、2/3回で無安打無失点も1四球を与えており、その投球内容を受けての首脳陣の判断。中継ぎ左腕として存在感を示そうとしていた矢先だった。

 その試合前には最近覚えた日本語として「ミギー」「ヒダリー」「マッスグー」「ゴハンー」と軽快に答えてくれていたのだが…。同日には母国から父・ティムさん(59)、母・ステフさん(59)が初来日していた。先日誕生した初孫(長女)の顔ももちろんだが、息子の快投する姿を心待ちにしていただけに、残念な形での2軍への降格となった。

 かわりにデュアンテ・ヒース投手(29)が1軍に合流。練習後に話を聞くと、自身のテレビ観戦に加えて「ザガースキーからチームのことは教えてもらっていた」と明かした。癒やし系ポッチャリ左腕は外国人枠を争っていたヒースと1軍の情報を共有していたのだ。自らの利益よりもチームの勝利を優先させた結果だった。

 もちろん、まだまだ1軍での登板をあきらめたわけではない。ヒースにしても、ジョンソンにしても、不慣れな日本の夏を順調に乗り切れる保証はない。左腕の力が再び必要とされる日まで、まずは2軍で調整を続ける。(玉木充)

  • 練習中、風に帽子を飛ばされてしまった広島・ザガースキー