2015.6.2 05:03(3/4ページ)

虎、意見バラバラで球児獲り失敗…坂井オーナー「残念です」

虎、意見バラバラで球児獲り失敗…坂井オーナー「残念です」

球児(左)を調査してきたシーツ(右)。シビアな報告を球団に届けていた

球児(左)を調査してきたシーツ(右)。シビアな報告を球団に届けていた【拡大】

 球団サイドが接触したのは球児が自由契約となった5月25日だった。総帥は獲得検討指令を出したが、球団内部は一枚岩になっていなかった。関係者によると、一昨年に受けた右肘のトミー・ジョン手術の後も継続して調査してきたウィリアムス、シーツの両駐米スカウトから「最近の直球は140キロぐらい。連投すると球威が落ちる」というリポートが届いていた。全盛期を知るかつてのチームメートからのシビアな報告に、編成幹部は及び腰になっていた。

 起用法については、本社主導の先発案が先行していたが、チーム関係者によると、和田監督はリリーフを希望。首脳陣の中には連投には懐疑的で先発を推す声もあり、意見はバラバラ。チーム事情もあり、最終的に指揮官の意向を汲み、リリーフとしてオファーを出したが、歓迎ムードを醸し出せず、球児のハートを揺さぶることはできなかった。

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