2015.5.24 05:02

トレーニング指導の小山氏がイチローのスゴさ証言「足の着地はボルトと同じ薬指から」

トレーニング指導の小山氏がイチローのスゴさ証言「足の着地はボルトと同じ薬指から」

特集:
イチロー

 オリックス時代の1999年からイチローに、練習法を指導する鳥取県のトレーニング研究施設「ワールドウィング」の小山裕史(やすし)代表(58)が、安打製造機のスゴさを証言した。

 41歳。一般的には体が硬くなり、スピードも落ちる年齢です。これが、イチロー選手には当てはまりません。今月7日(日本時間8日)からのジャイアンツ4連戦では一塁までの到達タイムが最速3・68秒。4・0秒台だった昨季に比べ、約0・3秒速い計算です。

 今季は神経筋機能の促進を目的に私が開発したスパイク「ビモロ」を使用。新たなトレーニングマシンで股関節を鍛えたことも奏功し、走り方も理想的です。多くのアスリートは足の親指付近から着地しますが、彼は薬指。陸上男子100メートルの世界記録保持者、ウサイン・ボルト(ジャマイカ)と同じ着地の仕方です。

 イチロー選手がある日、漏らした言葉が印象に残っています。「先生、動物はウオーミングアップをせずにダッシュをしても肉離れを起こしません。人間だけが故障をするんですよね」。大リーグで戦うために弾力性のある筋肉としなやかな体をつくってきました。今後も、安打を量産してほしいですね。(談)