2015.4.4 05:05

上沢完投で日本ハム3連勝!オリキラーが仕事キッチリ

1失点完投の上沢(右)。爽やかな笑顔でナインと喜びを分かち合った (撮影・安部光翁)

1失点完投の上沢(右)。爽やかな笑顔でナインと喜びを分かち合った (撮影・安部光翁)【拡大】

 (パ・リーグ、オリックス1-3日本ハム、1回戦、日本ハム1勝、3日、京セラドーム大阪)日本ハム・上沢直之投手(21)が3日、オリックス1回戦(京セラドーム)で2安打1失点の今季初先発初完投。逆転勝ちを呼び込む112球の熱投で3-1の勝利に貢献した。

 赤ヘルの男気右腕・黒田(広島)の“分身”がマウンドにいた。少なくとも栗山監督の目にはそう映っていた。「早めに追い込んで、ストライクゾーンで勝負して、無駄な四球を出す気配もない。まるで“黒田さん”だよ」。チームは3連勝。興奮の指揮官はそして「あっぱれだ」と絶賛した。

 上沢のオリックスキラーは健在だった。“プチブレーク”した昨季の8勝中、4勝がオリックス戦で、対戦防御率も2・63。そしてこの夜も失点は一回の1点だけ。糸井、中島、坂口のクリーンアップを無安打に封じた。

 「テンポよく投げられました。粘って投げていれば何か起こる。気持ちを切らさずにいた」。願いが通じた七回、味方打線がハーミッダの一発から逆転。真っすぐが外角低めに決まり、変化球も両サイドを通す。相手打線の早打ちを誘ったのは抜群の制球力だった。

 「中継ぎ投手を休ませることができた。自分自身も疲れやバテはなかったです」。自信に満ちた上沢に今季は“大ブレーク”の予感だ。 (西村浩一)

上沢 直之(うわさわ・なおゆき)

 1994(平成6)年2月6日生まれ、21歳。千葉県出身。専大松戸高から2012年ドラフト6位で日本ハム入団。昨季1軍デビューし、球団の日本投手では尾崎行雄以来52年ぶりとなるデビュー3戦3勝を記録。23試合に登板、8勝8敗、防御率3.19の成績を残した。1メートル87、88キロ。右投げ右打ち。独身。年俸2300万円。背番号63。

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