2015.3.30 05:04(1/2ページ)

虎・藤浪、3年目で“初登板星”も…「悔しい」ホロ苦発進

シーズン初戦で白星を挙げた藤浪。3度目の正直も悔しさをにじませた(撮影・安部光翁)

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 (セ・リーグ、阪神10-8中日、3回戦、阪神3勝、29日、京セラドーム)3年目でようやく手に入れた“初登板星”にも、表情は険しかった。5回3失点でマウンドを明け渡し、先発として自身につけた評価は不合格。藤浪の口から喜びの言葉が出ることはなかった。

 「5回で勝ちをもらっても仕方ない。むしろ、恥ずかしいくらい。意味のない白星だと思います」

 思わぬ形でつまずいた。一回一死一、三塁でルナの三ゴロは併殺の当たり。しかし、二塁・上本の一塁への送球が一塁走者の森野が伸ばした右手にブロックされた。守備妨害ではないかとの和田監督の猛抗議も実らなかった。「予想外のプレーで締め直すことができなかった」。動揺した気持ちのまま、そこから3連打を浴び、いきなり3点を失った。

 二回以降は立ち直り、四回に逆転。五回二死一、三塁のピンチでナニータを二ゴロに抑えると、右拳を握りしめて雄たけびをあげた。勝ち投手の権利を得て、さあ、これから-。だが、直後の攻撃で代打を送られた。実は、中西投手コーチに続投を直訴したが、却下されていたのだ。同コーチは「投げさせる内容じゃなかった」と説明したが、藤浪は「悔しいというか、任せてもらいたかった」と唇をかんだ。

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