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【「鬼筆」越後屋のトラ漫遊記】和田監督の予言通り“確変”ゴメス&マートン! 虎74年ぶりサヨナラ発進秘話

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「鬼筆」越後屋のトラ漫遊記
開幕戦で延長十回、劇的なサヨナラ打を放った阪神のマートン(中央)。ナインから祝福を受ける=3月27日夜、京セラドーム大阪(白鳥惠撮影)

開幕戦で延長十回、劇的なサヨナラ打を放った阪神のマートン(中央)。ナインから祝福を受ける=3月27日夜、京セラドーム大阪(白鳥惠撮影)【拡大】

 ゴメス&マートンの“確変”を予言していた人がいました。阪神は27日の開幕・中日戦(京セラ)で実に74年ぶりの開幕戦サヨナラ勝利。八回裏にゴメスの同点2点タイムリー二塁打。延長十回裏にはマートンのサヨナラ左前打と4番、5番の両助っ人がチームに勝利を導きました。オープン戦は絶不調だった2人ですが、和田豊監督(52)は「開幕に入るとガラッと変わる」と予言。ある球団幹部も「別人になる」と予言していたのです。ゴメス&マートン。2人が虎を10年ぶりのリーグ制覇に導いてくれるでしょう。

 いきなり劇的なサヨナラ勝利です。球団創立80周年の今季、3・27の開幕・中日戦は延長十回裏のマートンの左前打で決着しました。

 「自分を信じて打席に入ったよ。勝利に貢献できて嬉しいよ。負けていたけど、誰もあきらめていなかった。きょうはチーム全員で勝利した試合だね」

 ヒーローはお立ち台で喜びを爆発させました。4-4の同点で迎えた十回裏二死三塁。暴投後のフルカウントからの田島の外角スライダーをミート。打球は必死でジャンプする遊撃手のグラブの先を越えていきましたね。

 開幕戦のサヨナラ勝利は2リーグ分立後では初めて。1リーグ時代の1941年の阪急戦(西宮)以来、実に74年ぶりの快挙なのです。

 最後はマートンが締めましたが、3点ビハインドの劣勢の試合を追いついたのは、ゴメスの一撃でした。1-4の八回裏です。二死から1番・鳥谷、2番・上本の連打でチャンスを作り、3番・西岡が又吉のスライダーを右前にポトリと落として、まず鳥谷が生還。なおも二死一、三塁の場面で、ゴメスです。

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