2015.3.9 13:00

掛布氏、開幕1軍レースから脱落の横田に“愛のダメ出し”/球界ここだけの話(110)

特集:
サンスポ記者の球界ここだけの話
オリックスとの練習試合でいい当たりも右飛に倒れた阪神・横田=高知県・安芸市営球場(撮影・中島信生)【撮影日:2015年02月28日】

オリックスとの練習試合でいい当たりも右飛に倒れた阪神・横田=高知県・安芸市営球場(撮影・中島信生)【撮影日:2015年02月28日】【拡大】

 高卒2年目。期待の若虎にとって初めての1軍の舞台は苦々しいものになった。横田慎太郎外野手(19)が7日から2軍の練習に合流。2月27日から1軍の練習に参加し、28日のオリックスとの練習試合(安芸)などに出場したがオープン戦、練習試合計4試合で14打数2安打、打率・143。結果を残せず、開幕1軍レースから脱落した。

 「少ないチャンスでしたが、三振してしまい悔しい。(1軍は)レベルが違うので、そこを練習していかないと。バットの芯で捉える確率を上げたいです」

 それでもその表情に陰りはない。まだ背番号「24」のプロ生活は始まったばかりだ。1軍帯同直後の八木2軍打撃チーフコーチ(49)も「結果が出るに越したことはないけどね。それが一番なんだけど。次に経験。経験できるというのは彼にとって大きい」と今回の1軍“昇格”が横田にとって意味があることを教えてくれた。

 7日の合流初日の練習ではもうひとりの師匠、掛布雅之GM付育成&打撃コーディネーター(59)が指導。3日のソフトバンク戦(丸亀)で4打数1安打1打点と活躍し、タイムリーを放った直後には「ヨッシャー!!」と雄たけびを上げた。久しぶりの対面にそのことをほめられるかと思いきや…。

 掛布 「何、叫んでんだよ!! あれぐらいでそんなことしちゃダメだろう!」

 横田 「いや、打ちたかったんで…」

 もちろん冗談交じりではあるが、まさかの特別指導にタジタジだった。

 ミスタータイガースも横田にとって良い1軍経験になったからこその対応だろう。まずは力を蓄えてから。19歳の若虎の2軍での鍛錬の日々が再び始まる。(阪神担当・山口大輝)