2015.3.2 13:00

阪神・北條、ライバルとの再会に笑み「励みになる」/球界ここだけの話(103)

特集:
サンスポ記者の球界ここだけの話
オリックスとのプレシーズンマッチで、3回に安打を放つ阪神・北條=安芸市営球場(撮影 安部光翁)

オリックスとのプレシーズンマッチで、3回に安打を放つ阪神・北條=安芸市営球場(撮影 安部光翁)【拡大】

 いよいよシーズンの始まりを感じさせる時期に入ってきた。2月28日には毎年恒例となった高知・安芸市営球場でのプレシーズンマッチ・阪神-オリックスが開催された。両軍、若手中心のフレッシュなメンバーが南国の地で躍動した。

 今季初めて、春季キャンプで1軍宜野座キャンプメンバーに選ばれた今季3年目・北條史也内野手(20)も「9番・遊撃」で先発出場。3打数1安打とアピールしてみせた。開幕1軍をつかむためのサバイバルが続くが、試合前の練習中にほほえましい光景があった。

 世界をともに戦った仲間との再会に満面の笑みがこぼれた。しばし続いた談笑の相手はオリックスの武田健吾外野手(20)と若月健矢捕手(19)だ。実はこの3人、昨年11月に開催された第1回21UW杯(台湾)の21U日本代表メンバー。北條はこの大会で打率・304、1本塁打、8打点の活躍で二塁手部門のベストナインに選ばれた。

 大舞台での大暴れが今キャンプでの沖縄行きにつながったのはいうまでもない。チームは開催国である台湾に決勝戦で惜しくも敗れ、準優勝となってしまったが、約2週間、同じ釜の飯を食った間柄。ともに1軍に帯同し、アピールを続けているところであり、大きな刺激になったはずだ。

 「あれ以来ですよ。あいさつ程度ですけど。ほんまに2軍じゃなくて、1軍の舞台で一緒に戦いたいなと思いました。励みになります」

 これからは敵として戦っていくことになるが、ライバルがいるからこそ成長できるはず。北條にとってはチーム内の競争を戦っていく、エネルギーを充電した時間だった。(阪神担当・山口大輝)