2015.3.1 05:05(3/4ページ)

意外な弱点克服や!虎・藤浪、血染め0封「前回よりよかった」

二回にはT-岡田をフォークで空振り三振に仕留めるなど、5三振

二回にはT-岡田をフォークで空振り三振に仕留めるなど、5三振【拡大】

 精神面での落ち着きが好投につながった。前回登板した2月21日のDeNA戦(宜野湾)では制球を乱し、3回4失点。この日は初回先頭の小田からいきなり空振り三振を奪うと、二回には小谷野、T-岡田を連続三振に斬るなど5奪三振。「前回よりよかった。三振も取れたし、課題という意味ではしっかりできた」。序盤は直球中心だったが、抜け始めると四回以降は変化球に配球を変更。チェンジアップ以外の持ち球を使った巧みな投球術も光った。

 中西コーチは「悪いときに出るシュート回転のボールがなかった」と振り返った。和田監督も「まとまってきた。(苦手な)左打者に3安打されたけど、内容は悪くない。投げる度に状態は上がってきている」と評価。ただ、三回一死二塁から相手の走塁死で一度はピンチを脱したものの、8球連続ボールによる連続四球などで二死満塁にした場面については「三塁で刺した後、抑えないといけない。あれで乗っていかないと」と注文も忘れなかった。

 藤浪は「まだ力が入るときがあるが、つかみつつある。オープン戦期間中に何とか自分のものにしたい」と1月のオフに広島・前田からを伝授された“脱力投法”に手応えを示した。次回は6日の西武戦(甲子園)で3イニングを予定。10日には侍ジャパンの一員として欧州代表戦(東京D)での登板が待っている。“血の恐怖”を克服した20歳が、これからも3年目の成長を見せていく。 (白石大地)

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