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西武は10億円出してでも松坂を獲るべきだった/球界ここだけの話(91)

特集:
サンスポ記者の球界ここだけの話
ファンにサインするソフトバンク・松坂=1日、宮崎県・生目の杜運動公園(撮影・中川春佳)

ファンにサインするソフトバンク・松坂=1日、宮崎県・生目の杜運動公園(撮影・中川春佳)【拡大】

 2月1日、キャンプインの夜。西武・南郷キャンプの選手宿舎にいると、ひとりで現れた西武の後藤高志オーナーに「今年はどうですか?」と話しかけられた。

 突然の出来事。西武の場合は、オーナーと1対1で話すチャンスなど、滅多にあるものではない。ところが「今日は(菊池)雄星も投げましたし、今年は期待できそうです」などと、柄にもなく、まともな返答をしてしまった。

 しばらく話をしたが、結局、ロクなことが言えず。「なぜずっと思っていたことが頭に浮かばず、言えなかったのだろう」と後になって大後悔した。もう一度チャンスがあったら必ずこう言う。「なぜ松坂を獲りに行かなかったのですか? 年俸10億円を払ってでも、元は取れたと思います」と。西武は中島、小谷野(オリックス)の獲得に動いたが、松坂は獲得を検討したものの、オファーすら出さなかった。しかし打つ方は中村もメヒアも浅村もいるのだから、何とでもなると個人的には思う。やはり課題は投手。しかも松坂が来れば、プラスアルファは計り知れない。

 ソフトバンクの宮崎キャンプへ取材に行ったが「テーマパークを目指している」というとおり人があふれ、まるで万博。この人気は今に始まった話ではないが、松坂効果でさらに拍車がかかっいる。ウオーミングアップの時点でスタンドは満員となり、外野席も開放。多目的グラウンドでランニングする松坂のところにも、黒山の人だかりが押し寄せ、2000年当時の長嶋巨人を思い出させるような騒ぎだった。

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