2015.1.29 05:05(2/2ページ)

日本ハム・大谷、苦手の左打者封じ!チェンジアップ解禁!!

ファンサービスも積極的。ちびっ子にサインを書いた

ファンサービスも積極的。ちびっ子にサインを書いた【拡大】

 いよいよ本気モードだ。名護市営球場のファウルゾーンにあるブルペン。Tシャツ姿の大谷が、捕手を座らせた。直球を12球、カーブを3球、スライダーを4球。その後、直球を2球挟んで“新球”に挑んだ。チェンジアップだ。昨季を終えてから解禁した球種を3球投げ、最後に直球で締めた。

 「投球の幅ができて選択肢が増える。あるだけで違うと思う」

 3年目の進化へむけて、引き出しを増やす。昨季は最速162キロの直球にスライダー、カーブ、フォークボールの組み立てで、チームトップの11勝(4敗)を挙げた。チェンジアップは花巻東高時代に使っていたという。昨年11月の秋季キャンプで、日米野球で導入された、日本のものより滑りやすい米大リーグ使用球に適応するために解禁した。

 捕手の大野は「精度が上がって、使えるようになれば面白い。奥行き(緩急)が出る」と、大谷の挑戦を歓迎。チェンジアップの特徴は、左打者の外角へ逃げるように落ちていく軌道にある。大谷にとって、昨季打ち込まれた左打者対策として有効だ。

 右打者の被打率・185に対し、左打者は・265で、楽天・銀次に打率・471、ソフトバンク・長谷川に同・455とカモにされた。特に楽天は、3月27日からの開幕3連戦(札幌ドーム)で対戦する相手。開幕投手の大本命として、銀次封じは欠かせない。 (中田愛沙美)

(紙面から)