2015.1.24 12:00(2/3ページ)

ノムさん、まな弟子の古田氏殿堂入りを祝福「誇りに思う」

プレーヤー表彰で2015野球殿堂入を果たし、自身の展示物前で捕手ポーズの元ヤクルト捕手・古田敦也氏=野球殿堂博物館(撮影・春名中)

プレーヤー表彰で2015野球殿堂入を果たし、自身の展示物前で捕手ポーズの元ヤクルト捕手・古田敦也氏=野球殿堂博物館(撮影・春名中)【拡大】

 古田は決して突出した成績を残したわけではないが、捕手として評価されたのだろう。私がヤクルトで9年間監督を務めた間に4度優勝したが、持論である「優勝チームに名捕手あり」を体現できた。古田の成長と合わせて、ヤクルトは強くなっていった。殿堂入りを誇りに思う。当時の選手では初めての殿堂入りは当然だろう。

 初めてユマキャンプで見たときから、捕球や二塁への送球は天才的で、肩も強かった。当初はスカウトから「打撃には目をつぶってください」と言われたが、もともと頭のいい子だったから、投手の配球を読むことで上達し、2年目には首位打者も獲得した。

 今後の古田に期待したいのは、再びユニホームを着ることだ。現在は49歳で、指導者として最も充実した日々を送れる年齢だろう。プロ野球は指導者不足で、そのため全体に野球が停滞してしまっているように思う。古田らの世代が、球界を背負って立たなければいけない。

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