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お立ち台での言葉が評価された鷹のスラッガー…交通安全の顔に抜擢/球界ここだけの話(52)

特集:
サンスポ記者の球界ここだけの話
2014年9月4日のオリックス戦に勝利し、お立ち台で喜ぶソフトバンク・吉村=福岡・ヤフオクドーム(撮影・中川春佳)

2014年9月4日のオリックス戦に勝利し、お立ち台で喜ぶソフトバンク・吉村=福岡・ヤフオクドーム(撮影・中川春佳)【拡大】

 チームの勝利のため、そして住みよい世の中のため-。ソフトバンク・吉村裕基外野手(30)は、2015年も常にフルスイングで挑む。

 昨年9月4日のオリックス戦(ヤフオクD)の試合後、ヒーローインタビューで地元ファンへ投げかけた言葉が“世直し人”への第1歩だった。

 「皆さん、試合後は何を飲むんですか? 僕はまずプロテインを飲みます! 皆さんはこれから勝利の美酒を飲むと思いますが、くれぐれも『飲んだら乗るな』でお願いします!」。オリックスとの首位攻防3連戦を2勝1分けで終えた試合後とあって、鷹党のボルテージは最高潮。酒気も吹っ飛ぶほどの爆笑が、場内に渦巻いた。前日9月3日に右足首を痛めていた長谷川に代わりスタメン入りした吉村だったが、前日に続く2試合連続の決勝打で2日連続のお立ち台。今まで胸の奥にあった「交通安全」への思いを吐露した。そしてその振る舞いに、アツい視線を投げかける男たちがいた。

 福岡県警・JAF(日本自動車連盟)の関係者たちだ。オフに入るやいなや、吉村に「飲酒運転撲滅キャンペーン」のテレビCMへの出演を打診したのだ。関係者は「吉村選手は地元出身(福岡・古賀市)ですし、お立ち台での発言にもあったように交通安全への意識も高い」と起用理由を明かす。当人も喜んで応じ、撮影は1月上旬に滞りなく終了。2月から地元局で放映される。

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