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【虎総帥インタビュー(5)】育成と勝利の狭間で起爆剤考えている

鬼筆の異名を取る植村特別記者の質問に答える坂井オーナー。スカウトや育成方法についても話が及んだ

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 阪神・坂井信也オーナー(66)=電鉄本社会長=にサンケイスポーツ植村徹也代表補佐兼特別記者が直撃した新春インタビュー。

 植村 阪神の日本一は1985年の1回だけ。優勝も2005年が最後。これだけ人気のあるチームが、ちょっとファンを待たせすぎているのと違いますか?

 坂井 おっしゃる通りです。なんとか日本一を目指す戦力にして期待感を盛り上げないといけないのですが、なかなか昨今のFA事情とか、トレードの仕方とか難しいんでね。やはり若手や生え抜きを地道に育て上げていかんと。これは時間がかかることで、急にはできない。それがジレンマです。

 (続けて)

 広島さんだって、生え抜きで理想的なチームになってきていますが、それまでに紆余曲折が何10年とあるわけで、我々は今からその道を辿るわけにはいきません。90年代の暗黒時代のトラウマもあって、いまボーンと落ちてしまったら今度はいつ浮き上がれるかという心配もある。ファンに10年先を見てくださいとも言えない。自分としては育成と勝利の狭間で、中途半端に動いている自覚はありますが、日本一になるためには何が起爆剤になるのかなと考えています。

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