2014.11.21 10:00(2/3ページ)

【軍師・黒田の野球戦記】田淵さん、江本とプレーした法大時代は財産

特集:
大阪発オフ企画
黒田氏とバッテリーを組んだ山中正竹。大学通算48勝をあげた

黒田氏とバッテリーを組んだ山中正竹。大学通算48勝をあげた【拡大】

 ちょうど、その年に今のドラフト制度がスタート。高校の監督の勧めで大学進学を決めていた私は「鈴木は阪神に行くんだろうな」と人ごとのように眺めていたら、まさかの阪急から10位指名。実は第1回ドラフトで指名されてるんですよ。

 オヤジは「給料がいいぞ、いけいけ」とプロを勧めましたが、私は法大進学の道を選択しました。1学年上に田淵幸一さん(阪神)という大学野球界のスター捕手がいて、下級生の頃は試合に出る機会に恵まれませんでしたが、そこで競い合った経験が財産です。当時のメンバーがまた豪華。1つ先輩は田淵さん、山本浩二さん(広島)、富田勝さん(南海)。全員ドラフト1位でプロ入りですから。

 同級生は江本孟紀、堀井和人、山中正竹…。中でも山中ですね。通算48勝は今なおさん然と輝く六大学最多勝利投手です。彼の球を受け続けたことがいい経験となりました。左のスリークオーター気味から抜群の制球。思ったところに来る。捕手は楽ですよ。

【続きを読む】