2014.11.18 05:01(2/2ページ)

海外FAの鳥谷、メジャー移籍先はレギュラー争える環境が第一条件

 約3週間ぶりだった。日本シリーズ敗退翌日を最後に“雲隠れ”していた渦中の人が現れた。メジャー移籍を模索する鳥谷が姿を見せた。

 本人は球団との残留交渉について「トレーニングをやりに来ただけですよ。時間がないので」と多くを語らなかった。当初は球団首脳と話し合いの場を持つXデーとみられていた。甲子園の滞在時間は4時間ほど。クラブハウスのそばには球団事務所もあり、球団幹部と接触した可能性は否定できない。深緑色のファッショナブルな私服姿で終始笑みをたたえながら、車に乗り込み、球場を後にした。

 夢のため、海外FA権の行使にいたった。だが、米球界関係者によると、重要なポイントはメジャー契約はもとより、レギュラー争いができる環境にあるという。渡米中に契約を結んだ敏腕代理人のスコット・ボラス氏(62)も「日本でやってきたことをこちらでもやりたいと思っているだろうし、それは毎日プレーすることだ」と語っていた。

 長期化も覚悟の上。あこがれの地で日本と同様に鉄人であり続けられるかどうか、鳥谷は数少ないこだわりを条件のひとつに熟慮を重ねていく。

FA有資格選手

(紙面から)