2014.11.14 05:03(2/3ページ)

阪神・能見、生涯タテジマに 3年契約4・5億円でFA宣言残留

能見篤史

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 能見が生涯タテジマに袖を通すことを決めた。3年契約で38歳のシーズンまで保証された。チームのために尽くすからこその要望があった。会見で報道陣に意外なお願いが出た。

 質問者からエースという言葉が出ると「その言葉からは解放してくださいよ。いらないです。チームとしてはそっち(自分以外がエースになること)の方がいい方向にいく。僕がいわれるようじゃ、ダメですよ」と笑みをこぼしながらも、やや困惑した表情で頭を下げた。今季は9勝13敗、防御率3・99。4年連続2けた勝利を逃した。

 「一言でいうなら、苦しいシーズンだった。どこかで一度、成績が落ちるもんだとは思っていたけど。同じことを繰り返さないようにシーズンで活躍したい」。もちろん、自身が引っ張ってきた自負があるが、これからの3年間もエースと呼ばれるようでは虎投全体に光りは差し込んでこない。

 「この歳になると気を配るというか、みえるものもあるので。若い子がいい方向になるように気づいたものは伝えたい」

 入団から2年連続2桁勝利の藤浪を筆頭に、来季2年目の岩貞、岩崎の左腕コンビらが虎視眈々とローテ入りを狙っている。一歩引いた立場でチームに貢献し、次のエースになるべき人材の手助けをする。それが虎の将来につながると信じている。

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