2014.10.28 05:04(2/4ページ)

大隣に投げ勝つ!虎・藤浪、タカ斬り0封宣言「打線つなげない」

バットを振る阪神・藤浪=甲子園球場新室内(撮影・安部光翁)

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 必勝の決意を胸に、藤浪が運命の地に乗り込んだ。1勝1敗で迎える第3戦。福岡の町は、早くもヒートアップしていた。博多駅の改札付近は200人を超える人であふれ返り、午後7時14分着の新幹線で到着した右腕は、喧騒を避けて別ルートから“脱出”。気持ちはいやでも高ぶった。

 「点を与えないに越したことはないので。できるだけ、ゼロに近い数字を目指します」

 およそ8時間前。甲子園室内での投手指名練習でショートダッシュ、キャッチボールなどに汗を流した藤浪は、強い言葉で決意を語っていた。

 対するは鷹のエース大隣。リーグ優勝の試合も、クライマックスシリーズ(CS)優勝の試合も、好投した左腕だ。1点もやれない。だからこそ「ゼロ」の2文字が、自然と口をついた。

 高卒2年目で昨年の10勝を超える11勝を挙げた今季は、ローテを守って規定投球回144も初突破(163)。相手のエース級と対戦を重ねながら、成長してきた。

 1勝1敗以上に、大事な1戦であることはわかっている。虎の鬼門、ヤフオクドーム。3勝4敗でダイエー(現ソフトバンク)に屈した2003年の日本シリーズは、すべて勝利が本拠地という“内弁慶シリーズ”だった。その後も同ドームで交流戦は22試合9勝11敗2分け。オープン戦13試合3勝9敗1分け。ただ藤浪には無関係だ。

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