2014.10.13 11:00(1/5ページ)

【「鬼筆」越後屋のトラ漫遊記】和田監督続投で「 I ♥ Tigers」金本氏、今岡氏、矢野氏らの入閣も

特集:
「鬼筆」越後屋のトラ漫遊記
金本知憲氏の世界記録1492試合連続フルイニング出場をたたえる記念碑が完成。除幕式で笑顔を見せる金本氏=2013(平成25)年3月、甲子園球場(中川春佳撮影)

金本知憲氏の世界記録1492試合連続フルイニング出場をたたえる記念碑が完成。除幕式で笑顔を見せる金本氏=2013(平成25)年3月、甲子園球場(中川春佳撮影)【拡大】

 合言葉は「アイ・ラブ・タイガース」です。阪神は紆余(うよ)曲折の末、和田豊監督(52)の来季続投を決定。1年契約での契約延長を決めました。2年連続の2位確定が最後の決め手になったのですが、CSの結果を問わず、急がれるのが来季の「和田内閣」の構築ですね。契約延長とはいえ、約束されている任期はわずか1年。されど、10年ぶりのリーグ制覇、将来に向けた若手育成など重大な使命を抱える来季に向けて、どんなスタッフを組むのか。早くも球団内外で出てきた言葉は「アイ・ラブ・タイガース」なのです。

 大山鳴動して元サヤ…があるとこのコラムで指摘していましたね。約2カ月に及ぶ、阪神監督問題は3年契約が今シーズン限りで切れる、和田監督の来季続投、契約延長で決着しました。球団首脳が早くから打ち出していた「来季、和田監督の続投が基本線」(これも当コラムが7月20日付で最初に詳報)という意向を保留し続けた阪神電鉄本社の坂井オーナーら幹部も、最終的な2位という順位確定で「続投」を認可したのです。

 決定に至るプロセスとして、電鉄本社首脳は来季監督候補として、岡田彰布元監督(56)の7年ぶり復帰を模索しました。打倒・巨人を果たし優勝するためには、岡田氏の突破力を支持する声があったのは事実です。いや、その声は岡田氏本人にも届いていたでしょう。9月上旬に6連敗を喫して、優勝が絶望的になった時期、球団首脳でさえ、「和田退任-岡田新監督」を腹に飲み込もうとしていたのです。2年連続でのペナントレース終盤での失速は、和田監督の評価を揺るがしたのです。でも、結論的には山は動かなかったのです。

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