2014.10.7 05:02(2/2ページ)

CSに勝つ!阪神・マートン、メッセと緊急会談50分!!

ゴメス(左)と室内で調整したマートン。練習後、メッセンジャーと熱く語り合った(撮影・中島信生)

ゴメス(左)と室内で調整したマートン。練習後、メッセンジャーと熱く語り合った(撮影・中島信生)【拡大】

 勝ちたい、勝とう! 甲子園の室内練習場で助っ人2人の熱い思いがぶつかり合った。ナインも引き揚げた静かな空間。フェニックスリーグ出発を控えたマートンがメッセンジャーの元へ歩み寄る。そこから50分。“緊急会談”が始まった。

 「野球のことを話したよ。お互い、同級生だからね。2人とも33歳になるんだ。でも、体力的には『まだまだ、25歳のときとかわらないね』と話していたんだよ」

 M砲が笑顔で振り返った。自身は来日5年目で初の首位打者(打率・338)が確実。メッセンジャーも最多勝(13勝)&最多奪三振(226)をほぼ手中に収め、11日の広島とのCSファーストステージ初戦の先発が決定している。まさにチームの投打の柱。その2人が迫る決戦へ向けて、思いを確認。気持ちを高め合った格好だ。

 「投手も野手も、お互いに『(もっと)できることがあったのでは』と振り返らないといけない。自分たちの最大限の実力を引き出せれば、勝つチャンスが生まれると思う。一番は、シンプルにプレーすること。そのためには、1球、1イニング、1試合に集中しないといけない」

 過去4年間で最多安打とベストナインを3度(2010、11、13年)獲得するなど活躍しているが、CSでは本領発揮できず悔しい思いをしてきた。10、13年と2度出場も4試合で打率・200(15打数3安打)。チームも4戦全敗という屈辱を味わった。

 「プレーオフ(CS)は最後まで何が起こるかはわからない。一瞬、一瞬のプレーを気を抜かずにやっていきたいね」

 気を引き締めたマートン。この日は屋外には出ず、ゴメスと室内で打ち込み、集中力を高めた。阪神は過去4度のCSすべてファーストステージで敗退。今年こそ、そんな忌まわしき負の歴史を打ち破る! 熱い団結力が、虎を歓喜へ導く。 (柏村翔)

(紙面から)