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【「鬼筆」越後屋のトラ漫遊記】大失速、窮地に陥った虎の本音は…和田監督が生き残る唯一の術

特集:
「鬼筆」越後屋のトラ漫遊記
常に「泰然自若」…。選手交代を告げる和田豊監督=甲子園球場(撮影・鳥越瑞絵)

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 辞任か続投か-。阪神・和田豊監督(52)の進退はまだ微妙です。「勝負の9月」と宣言しながら、大失速で9年ぶりの優勝は絶望的。地力2位も可能性は極めて薄くなりました。それでも坂井信也オーナー、南信男球団社長は「来季、和田監督の続投が基本線」を完全には崩していません。3位確保でCS進出なら契約延長を視野に入れて戦いを見守っているのです。どうして? なぜ? 窮地に陥った虎の本音はこれです-。

 辞表を枕元に置いて寝ている日々かもしれませんね。「我慢の8月、勝負の9月」と言い続けた和田監督。それが、9月に入っての大失速。なんと最後の巨人戦は本拠地・甲子園球場で無残な3連敗。もう9年ぶりのリーグ優勝は絶望的ですね。いや、背後のDeNAの足音は大きくなるばかりで、3位死守さえ危うい。こんな状況は昨年の大失速の再現ビデオを見る思いです。

 今シーズンが3年契約の最終年。和田監督は勝負の年に向けて、「腹はくくっています。やるだけのこと! 優勝しか見ていません」と、まなじりを決して臨んだはずです。しかし、現実はあまりにも厳しいし、膝から力が抜ける思いでしょう。応援している、われわれだって、そうですからね。

 こうなってくると、周囲からは責任問題を問う声が高まります。実際、坂井オーナーのもとには「和田ではアカンでしょう」「監督を代えないとダメですよ」「次は彼がいい」「いや、次は彼よりあっちですよ」なんて、さまざまな声が届いていると聞きます。

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