2014.9.14 05:03(2/3ページ)

阪神、歴史的大敗で自力2位消滅…このままなら10億円がパー

歴史的大敗にベンチで険しい表情の和田監督。右は関川打撃コーチ

歴史的大敗にベンチで険しい表情の和田監督。右は関川打撃コーチ【拡大】

 悪夢は終わっていなかった。ようやく連敗が止まったかと思えば、地獄の使者は、まだ虎のシッポを放さない。3、2、2、6…。そろばんが必要なぐらい、広島に得点が加算される歴史的惨敗。そして、聞こえてきた-。球団のそろばんも悲鳴を上げている。

 「なんとか、あした(14日)は喜んで(ファンに)帰ってもらえるゲームにしたい。(広島に)少しでも離されないで、詰めて次に向かいたい」

 試合後の和田監督は、必死に前を向こうとしたが…。2位広島と再び3・5差に拡大し、自力2位の可能性が消滅。敗将だけじゃなかった。電鉄本社と球団の顔色も、真っ青になっている。

 このまま3位でシーズンを終え、CS本拠地開催を逃せば、入場料や放映権などの収入が、一切なくなる。ファーストステージを2試合で計算すると、その額なんと、約10億円がパー!! 現場も地の利を失い、球団は営業面で大打撃を受けることになるのだ。

 残り15試合。お客さんに喜んでもらえるゲームを…と話したが、ファン離れが加速する一途。この日も勝敗が決した中盤以降は、スタンドに空席が目立った。

 先発岩貞が一回に4失点をすれば金田&筒井の2人で13失点。二回から登板した歳内が3回無失点で6三振の快投を見せたが、四回に代打を送られ降板。和田監督は「歳内もけっこう投げているからそう引っ張れない」と説明したが、結果的に裏目の継投となった。中堅・伊藤隼の後逸など、ア然とする4つの失策も重なった。

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