2014.9.14 05:02(1/2ページ)

1人だけ光ってたで!虎・歳内、スクランブル登板も3回完璧6K

歳内は二回から登板し、3回をパーフェクトで6奪三振。虎の希望の光だ(撮影・岡田亮二)

歳内は二回から登板し、3回をパーフェクトで6奪三振。虎の希望の光だ(撮影・岡田亮二)【拡大】

 (セ・リーグ、阪神5-17広島、21回戦、阪神11勝10敗、13日、甲子園)こんな試合だから、光を探したい-。歴史的な大敗に埋もれてしまったが、確かに救いはあった。無我夢中で腕を振る若虎の姿に、1度は「勝利」も見えた。2番手の歳内は完璧な投球で試合を立て直した。

 「何も考えていませんでした。捕手の構えたところに投げるだけです」

 2-4の二回、予想以上に早い出番がまわってきた。先発のD1位・岩貞が一回に4点を奪われ、2点を返した直後。反撃ムードをつくる重要な登板で、期待に応えた。

 二回は大瀬良と堂林を連続三振で、そのまま三者凡退。圧巻は三回だ。広島のクリーンアップを3者連続三振。丸、ロサリオ、梵を完全に封じた。140キロ台中盤のキレのある直球で次々と空振りを奪い、緩いカーブを巧みに混ぜて、結果は3回パーフェクト。6三振を奪った。

 「中継ぎというのも大きいかもしれません。短いイニングだから全力でという気持ちだし、1イニングずつ、いけるところまでと思いました」

 1点を追う四回二死二塁で打席がまわって、「代打・西岡」を告げられた。中西投手コーチも「仕方ないな」と残念がった。そのまま長いイニングを任せてもいけるような内容だった。

 本来は一回に4失点の岩貞を続投させるはずだったが、2点を返したことで歳内に代わった。「勝ちにいくというか、そういうことや」と同コーチ。流れを変えるための思い切った継投だ。

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