2014.8.25 14:44

大阪桐蔭2年ぶり4度目のV 三重エース今井力尽きる

先発の大阪桐蔭・福島=甲子園(撮影・岩川晋也)

先発の大阪桐蔭・福島=甲子園(撮影・岩川晋也)【拡大】

 第96回全国高校野球選手権大会第14日・決勝(三重3-4大阪桐蔭、25日、甲子園)大阪桐蔭が初優勝を目指した三重に4-3で逆転勝ちし、2年ぶり4度目の全国制覇を果たした。

 三重は左腕今井、大阪桐蔭は右腕福島のともに前日の準決勝で完投した両エースが先発した。

 初優勝を目指す三重は二回、5番稲葉の右中間二塁打と四球などで一死一、二塁として、8番中林の左越え二塁打で2点を先制した。

 2年ぶり4度目の全国制覇を狙う大阪桐蔭は直後の二回裏、二死二塁から8番福田の右前適時打で1点を返すと、三回には1番中村の二塁打を足掛かりに一死三塁として、3番香月の中犠飛で同点。

 三回まで両チームとも毎回安打と強力打線同士の打ち合いとなる。四回は三者凡退とエースが踏ん張る。

 五回、三重は1番長野の中前打と犠打で無死一、三塁から3番宇都宮の中前適時打で勝ち越し。さらに無死一、二塁としたが、4番西岡が一飛でバント失敗し、一塁走者が戻れずチャンスをつぶした。

 大阪桐蔭は七回、四球と犠打、安打などで二死満塁として、キャプテンの1番中村がストレートを詰まりながらも、中前に落とし、逆転の2点適時打。4-3とこの試合、初めてリードして逃げ切った。

大阪桐蔭・西谷監督「三重は予想以上にしぶとく、本当に厳しかった。(七回の逆転打は)中村らしい気持ちで運んだ1本。昨秋にコールド負けして、夏に日本一になるために、生意気だが、どこの学校よりも練習してきたつもり。子どもたちの頑張りに敬意を表したい」

大阪桐蔭・香月三塁手(三回に同点犠飛)「甘い球が来たので外野へ運ぼうと、かち上げた。チームは先制されても焦らず、守備でいいプレーもあった。快音は少なくても粘り強い打撃ができた」

大阪桐蔭・正随一塁手(4番で無安打)「目標だった優勝ができたので、自分が打てなかったことは関係ない。優勝だけを目指してきた執念は、どこよりも強かった」

大阪桐蔭・田中投手(2年生左腕は登板せず)「投げたい気持ちが強かったから、個人的には悔しさもある。(三重の)今井投手くらい投げ続けられるように、背番号1をつけて戻ってきたい」

三重・中村監督「大阪桐蔭は個々の力で一枚上だった。全員で成長してここまできた。今井もよく投げた。優勝するのが一番だが、一つの歴史をつくれたので満足はしている。楽しかったです」

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