2014.8.20 05:03

虎の歴史塗り替えた!ゴメス、1年目のバース超え84打点!!

ゴメスは二回に適時二塁打。バース超えの通算84打点だ(撮影・白鳥恵)

ゴメスは二回に適時二塁打。バース超えの通算84打点だ(撮影・白鳥恵)【拡大】

 (セ・リーグ、阪神8-1中日、16回戦、阪神8勝7敗1分け、19日、京セラドーム大阪)力強いスイングにはじき返された打球がアッという間に三塁線を抜けていく。二回二死一塁。楽々二塁ベースに辿り着いたゴメスが振り返った先で、一塁走者・鳥谷も一気にホームに滑り込んでいた。

 「打ったのはシュート。打てる球を、自分のスイングでとらえられたよ。トリタニさんの素晴らしいベースランニングのおかげで、自分のヒットに打点がついたよ」

 虎の勝利をより確かにした二回の追加点。勝負強い4番打者の1打点には、実は別の大きな意味があった。

 「84」だ。虎の歴史を塗り替えた「84」だ。「84」といえば? 黒田ヘッドコーチの背番号? NO! この1打点で、今季、新助っ人が積み重ねてきた打点のトータルが「84」。偉大な先輩助っ人の数字を上回ったのだ。1983年に1年目だった、あのランディ・バースの打点超え-。当時は130試合制だったが、ゴメスは107試合目で抜き去った。今季はまだ37試合ある。どこまで打点を積み上げるのか-。

 神様の1年目を、まずは打点で超えたゴメス。ただ、超優良助っ人は「バース」の名前にもクールだった。

 「数字は考えたことはない。チームの勝利に貢献することだけを考えている」

 ゴメスは無関心でも、ファンは心躍る。30年以上、君臨していた記録を塗り替えたのだから。頼もしき4番のバットから、どれだけ打点が生まれるのか。その先に逆転Vが見えてくる。

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(紙面から)