2014.8.16 05:02

完封ペース急変!虎・能見ボッコボコ…4連打で3失点

六回に突然崩れた能見。五回までは完ぺきな内容だったが…(撮影・白鳥恵)

六回に突然崩れた能見。五回までは完ぺきな内容だったが…(撮影・白鳥恵)【拡大】

 (セ・リーグ、DeNA4-7阪神、14回戦、阪神11勝3敗、15日、横浜)あと少しで手が届きそうな流れを、つかみきれない。まだ試練は続いていた。先発した能見は、6回を7安打8奪三振3失点。勝敗はつかなかったが、97球で降板。エースらしい投球はできなかった。

 「変化球のマークが強かった。こっちとしてはゴロを打たせにいったんだけどね。もうちょっと、ベンチも長いイニングを投げてくれると思っていたんじゃないかな」

 悔しさをこらえ、振り返ったのは4-0の六回。それまで好調DeNA打線を2安打に抑える好投を見せていたが、一転した。一死から石川、代打・多村、梶谷、ブランコに4者連続で左前打を浴び、2失点。なおも一、二塁で、後藤は右飛に打ち取ったが、続くバルディリスに左翼へ適時二塁打を許した。

 序盤から投球の軸にしていたフォークやスライダーを狙われ、突如、乱れた左腕に和田監督は「五回まではほぼ完ぺきだったが、(六回に)突然きたね」と渋い表情。中西投手コーチは「(狙いを)変化球、変化球で来て、それを上回る鋭さもなかった。球数からしたら、最低でも八回まではな」と不満げだ。

 前回登板の9日の広島戦(京セラD)では、7回を1失点で約2カ月半ぶりの6勝目(10敗)。77日ぶりに白星を挙げ、自己ワーストだった連敗も「6」で止めた。長いトンネルを抜け、このまま流れに乗るかと思われたが…。4月以来の連勝は、お預けとなった。

 能見は「最終的にチームが勝ったからね」と振り返ったが、エースとしては不甲斐ない内容だった。首脳陣、虎党が見たいのは、最後まで投げきっての勝利。次こそ、本来の姿を見せてほしい。(西垣戸理大)

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