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【ありがとう八十年(62)】広岡達朗、巨人の選手、監督はもう少しプライドを持ちなさい

特集:
レジェンドが語るプロ野球史
1995年からロッテでGMを務めた。左はボビー・バレンタイン監督

1995年からロッテでGMを務めた。左はボビー・バレンタイン監督【拡大】

 最後にもう一度、古巣とプロ野球界に、ひとこと言わせてもらう。巨人の選手は監督も含め、もう少しプライドを持ちなさい。ある選手が、移籍してきた選手をお手本にしたいと言っていた。巨人の選手とは、「俺の方が上だ」という自尊心を持っているものだ。

 原辰徳監督も打順をあれこれ入れ替えてはいけない。やるのは引退の引導を渡すとき。その重責を果たすのが4番のプライドだ。

 コミッショナーには主導権を発揮して、大リーグの「ルール・ファイブ・ドラフト」を導入し、各球団に眠っている人材を活用してほしい。それと、ポスティングシステムは今すぐ廃止してほしい。

 《ルール・ファイブ・ドラフトとは、有望選手がマイナーで“飼い殺し”になることを防ぐ目的で、他チームの選手を指名し獲得できる制度。MLB規約第5条に規定されていることから、この名称がついた。毎年12月のウィンターミーティングで開催される》

 私の孫の一人はタカラジェンヌで、星組男役の麻央侑希という名前で頑張っている。宝塚は今年が100周年。あの一糸乱れぬ統率力に、80周年のプロ野球は負けてはいけない。 =おわり (取材・構成=小林忍)

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