2014.7.21 05:03(2/4ページ)

光成散る…前橋育英、健大高崎に逆転負け「力不足です」/群馬

試合後の囲み取材で汗をぬぐう高橋光成投手=高崎城南球場(撮影・今野顕)

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 涙が止まらない。高橋光はベンチに戻ると人目もはばからずに泣いた。昨夏は甲子園で優勝旗を手にしたが、最後の夏は3回戦で幕を閉じた。

 「終わってしまって、悔しいです。ここが夏の大会のヤマ場だとしっかり準備してきたけど、研究されていて、打たれて…。力不足です」

 魔の七回だった。2点リードで迎えたが、二死走者なしから四球を機に右前打、四球で満塁。その後も死球でまず1点。相手の3番・脇本直人外野手(3年)に右前2点適時打で逆転され、4番・柴引良介内野手(2年)には中越え2点三塁打を浴びるなど、この回に6点を献上した。

 「あの回がなければ勝てた」。ベンチで唇をかんだ高橋光は、1月に右手親指を骨折。100球を超え、球威が落ちたところを打ち込まれた。

 昨夏の主力は大半が卒業し、1メートル88の大型右腕にとっては苦悩の1年だった。チームは昨秋と今春の県大会のいずれも初戦で敗退。「あの(優勝の)後は勝って当たり前というプレッシャーを感じ、練習試合で打たれて、悩んで落ち込んだこともあり、大変な1年だった」という。

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