2014.7.21 05:00

日米6球団スカウトが熱視線!大和広陵・立田、猛省4失点/奈良

磯城野対大和広陵 1回、先発の立田将太=佐藤薬品スタジアム(撮影・二星昭子)

磯城野対大和広陵 1回、先発の立田将太=佐藤薬品スタジアム(撮影・二星昭子)【拡大】

 第96回全国高校野球選手権奈良大会(20日、大和広陵12-4磯城野、佐藤薬品スタジアム)大勝にも、プロ注目のMAX149キロ右腕、立田は不満顔だ。7回を8安打4失点。「勝ったんですけど、自分のピッチングができなかった」と反省の弁を続けた。

 「ピンチで力み、ストライクが入らなかったり、甘い球がいって打たれました」

 MAXは143キロ止まり。それでもスタンドには米大リーグのツインズのスカウトの姿もあった。地方大会の2回戦でメジャーが生チェックに訪れるのは、その注目の高さの証明だ。日本では日本ハム、中日など5球団が熱視線。日本ハムの芝草スカウトは、「ストレートの質を一番評価している。肘、腕をやわらかく使ってボールにしっかり力を伝えられている」とうなずいた。

 前日19日、智弁学園の岡本和真内野手(3年)が満塁弾を放った平城との2回戦を、1人で見に行っていたという。「まさかあそこでホームランを打つとは」。高校通算71本塁打のライバルを強く意識する。昨夏の奈良大会・準々決勝では4-3で勝利。3打数無安打に抑えたが「(当たるまで)気は抜けない。正面からぶつかっていく」と言葉に力を込めた。

 昨春の選抜では初戦の尚志館(鹿児島)戦で1-0でリードした九回に2点を失い、2失点完投負け。「自分はエンジンがかかるのが遅いんで」。もう一段ギアを上げ、再び聖地のマウンドに立つ。(山口大輝)

投手。1996(平成8)年6月4日生まれ、18歳。奈良県北葛城郡出身。河合第一小1年から「栗の子少年野球部」で投手として野球を始める。河合第一中では「葛城JFKボーイズ」に所属し、2年時にボーイズリーグで全国優勝。3年時には全国選抜に選ばれる。大和広陵では1年の秋に初めてベンチ入り。50メートル走6秒5。1メートル80センチ、84キロ。右投げ右打ち。家族は両親と兄と2人の妹。

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(紙面から)