2014.7.19 05:01

龍谷大平安・犬塚、13K完封「素直にうれしいです」/京都

1回、先発の龍谷大平安・犬塚=わかさスタジアム京都(撮影・二星昭子)

1回、先発の龍谷大平安・犬塚=わかさスタジアム京都(撮影・二星昭子)【拡大】

 19大会が行われ、京都大会3回戦で選抜王者、龍谷大平安が西京に3-0で勝利した。背番号18の左腕、犬塚貴哉投手(3年)が先発し、9回2安打無失点で完封した。2007年に全国制覇した佐賀北や春夏連続出場を目指す山梨学院大付が準決勝に進出した。

 伸びのある真っすぐで簡単に追い込む。キレのあるカーブに西京打線のバットがおもしろいように空を切った。13三振を奪った龍谷大平安・犬塚が9回2安打無失点。

 「各回の先頭を切って流れをこっちに呼び込めた。素直にうれしいです」。自身初となる公式戦での完封に笑顔がはじけた。

 今大会は投手5人制。春夏連覇を見据え、エース、2番手、3番手を温存するために登板した4番手の背番号「18」がシャットアウト劇。想定以上の好投に原田英彦監督(54)は「上の試合にいっても投げる可能性はあります」と評価を高めた。犬塚は「ピンチの時はいつでもいけるように。崩れたら僕が助けられたら」と意気込んだ。

 今春の選抜決勝の履正社戦、4-2とリードした八回一死一、二塁。ピンチの場面を任されたが、最初の打者に四球を与え、そのまま交代を告げられた。一死も取れず「選抜で恥ずかしい、悔しい思いをした」。それまで毎日1周400メートルのグラウンドを25周、10キロを走っていたが、60メートルダッシュ50本も増やした。

 「自信になりますし、ピンチで抑えられるようになると思います」。

 今度は甲子園の舞台で堂々と投げてみせる。層の厚さを見せつけながら、史上8校目の春夏連覇に向かって突き進む。(山口大輝)

いぬづか・たかや

 投手。1996(平成8)年5月15日生まれ、18歳。大阪府泉南市出身。幼稚園の頃から兄の影響で、父とキャッチボールを始める。樽井小1年から「樽井コンドル」で投手。泉南中では「岩出ボーイズ」に所属。龍谷大平安では2年春に初めてベンチ入り。50メートル走6秒5、遠投100メートル。1メートル81センチ、75キロ。左投げ左打ち。家族は両親と兄と姉。

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(紙面から)