2014.7.15 05:03(2/2ページ)

前橋育英・高橋光、圧巻奪三振ショー!打者15人12K/群馬

高橋光の投球を見守るDeNA・高田GMらプロ野球関係者 (撮影・小倉元司)

高橋光の投球を見守るDeNA・高田GMらプロ野球関係者 (撮影・小倉元司)【拡大】

 真っすぐで、次々と三振を奪っていく。昨夏の甲子園優勝投手でプロ注目の高橋光は5回を投げ打者15人に対し、無安打12奪三振1四球。奪三振ショーで、スタンドのファンを沸かせた。

 ロッテのスカウトのスピードガンでは最速144キロを計測。2月に練習中に右手親指付け根を骨折した不安を一蹴した。

 もっとも、本人は不満顔だ。投球の9割は直球だったが、高めに抜ける球が多く、フルカウントからの三振が9度。89球を投じ「力みもあって球が浮いてしまって、今日は駄目だった」と反省し、10点満点中「6点」と自己採点した。

 ネット裏にはDeNAの高田GMら、各球団のスカウトがズラリ。ロッテはなんと5人が熱い視線を送った。永野チーフスカウトは「素材の良さは、去年から証明されている。課題を持って投げていた。データも取られるので、あまり手の内を見せないようにしていた感じがする」と評価した。

 昨夏に全国制覇したものの、昨秋、今春と県大会で初戦敗退し、現チームでは公式戦初勝利だ。「このチームでは初めて勝ったので。弾みをつけたい」と荒井監督は安堵(あんど)の表情。高橋光の投球には「見ている人は、今一つだという感じは受けたと思う。フォームのバランスが悪い感じではなかったので、次は調整すると思う」と分析した。

 次戦は20日に強豪の高崎健康福祉大高崎と激突する。次こそ、納得の投球を披露する。 (塚沢健太郎)

高橋 光成(たかはし・こうな)

 1997(平成9)年2月3日生まれ、17歳。群馬県出身。小1から利根ジュニアで軟式野球を始め、利根中3年時に「3番・投手」で市大会4強。前橋育英では1年夏からベンチ入りし、秋から背番号「1」。昨年夏の甲子園ではエースとして初出場優勝に貢献した。直球の最速は148キロ。1メートル88、89キロ。右投げ右打ち。家族は両親と姉、弟。

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