2014.7.15 05:03

関東第一、五回コールド!オコエ瑠偉、3安打で大暴れ/東東京

二回、2ランを放ち、出迎えを受ける関東第一・オコエ(右)。体重が増え、よりパワーアップした (撮影・蔵賢斗)

二回、2ランを放ち、出迎えを受ける関東第一・オコエ(右)。体重が増え、よりパワーアップした (撮影・蔵賢斗)【拡大】

 第96回全国高校野球選手権東東京大会(14日、関東第一13-1東京成徳大高、神宮)快音とともに鋭い打球が次々と飛んでいく。バットの主は、関東第一の斬り込み隊長、1メートル83のオコエだ。一回に2球目を振り抜くと、あっという間に三遊間を破った。一気にチームが活気づいた。

 オコエのバットは止まらない。二回には左翼スタンドへライナーで飛び込む2ラン。高校通算6本目のアーチは「落ち着いてインコースの真っすぐを振れた」と、打った瞬間2ランを確信させるものだった。

 東京・東村山市で生まれたオコエは、ナイジェリア出身の父と、日本人の母を持つハーフ。あのサッカー元日本代表のラモス瑠偉氏と同じ漢字で瑠偉と名付けられた。

 アフリカでは野球よりもサッカーの方が圧倒的に人気がある。父・ボニーさん(45)はサッカーをやらせたかったが、瑠偉少年は地元チームに誘われて野球を始めた。みるみる力をつけ、走攻守において高いレベルを持った選手に成長。冬から春にかけて体重が8キロアップ。体も一回り大きくなり、パワーもついた。

 「初球から甘いボールをどんどん振る強い気持ちが持ち味。足も生かせる守備を大事にしたい」

 センバツではベンチ入りできなかった。「いつかあそこに立ちたい」と、悔しさをバットに込めて激戦の大会を戦い抜く。

オコエ 瑠偉(るい)

 1997(平成9)年7月21日生まれ、16歳。東京・東村山市出身。小1から東村山ドリームで野球を始め、6年時には巨人のジュニアチーム入り。中学は東村山シニアでプレー。今春都大会から背番号18でベンチ入り。1メートル83、83キロ。右投げ右打ち。50メートル6秒2。家族は両親と妹。

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(紙面から)