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【ありがとう八十年(49)】広岡達朗、おやじを西鉄信奉者にした三原監督

特集:
レジェンドが語るプロ野球史
西鉄・三原脩監督=1954年

西鉄・三原脩監督=1954年【拡大】

 私が入った巨人は日本シリーズで三原さんが率いる西鉄に3年連続(56-58年)で敗れたが、もう一つ思い出に残っていることがある。

 ある時、われわれが練習している早大の安部球場に1人の高校生を連れてきた。母校に推薦入学させて、卒業の折にはその恩で西鉄に入団させようとしているんだなと思ったが、そのまま西鉄に入団させてしまった。豪打で“怪童”と呼ばれた高松一高の中西太だ。

 《中西太は33年4月11日、香川県高松市出身の内野手。52年に西鉄入りし、18年間で首位打者2度、本塁打王5度、打点王3度。62年には史上最年少の29歳で監督に就任し、引退後は日本ハム、阪神でも監督を務めた。恩師の三原脩は義父。99年に野球殿堂入り。81歳》

 もし早大に入学していたら、人生が変わっていただろうね。

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(紙面から)