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阪神・藤浪、八回楽勝ムード一転…危な勝った~

八回のピンチを抑えた福原に、頭を下げる藤浪(右)。先輩に助けられた(撮影・白鳥恵)

八回のピンチを抑えた福原に、頭を下げる藤浪(右)。先輩に助けられた(撮影・白鳥恵)【拡大】

 (セ・リーグ、阪神6-5広島、10回戦、阪神6勝4敗、9日、甲子園)ベンチでリリーフ陣に帽子を取って、頭を下げた。強い責任感から、途中でタオルを投げられた自身を許せなかった。完投ペースが、まさかの暗転…。藤浪が7回1/39安打5失点で笑顔なき、白星を手にした。

 「完全な完投ペースでしたし、球数も…。完投しなきゃいけなかった。リリーフ投手の方に申し訳ないです」

 序盤を最少失点で切り抜けると、五回以降はセットポジションに変え、省エネピッチ。そこから1イニングを6球、8球、11球で打ち取り、計90球で5点を守る八回に臨んだ。プロ2年目での初完投に機運は高まったが…。

 一死から連打と四球で満塁のピンチを作り、急きょ4番に座った岩本にやられた。カウント2-2から152キロの直球を右前に弾き返され、3点差に。ここで和田監督が交代を告げた。バトンを受けた中継ぎ陣がなんとか1点のリードを保ち、チームトップタイの6勝目をつかんだ。だが、試合後の右腕の表情は厳しいままだった。

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