2014.7.8 05:02

東北学院・山下7回完全!21人料理に「率直にうれしい」/宮城

宮城大会初戦の2回戦・迫桜戦で7回参考の完全試合を達成した東北学院高・山下

宮城大会初戦の2回戦・迫桜戦で7回参考の完全試合を達成した東北学院高・山下【拡大】

 第96回全国高校野球選手権大会宮城大会2回戦(7日、東北学院7-0迫桜、石巻市民)宮城大会で東北学院高・山下康平投手(3年)が初戦の2回戦・迫桜戦で7回参考の完全試合を達成。

 「緊張しました」-。七回二死、参考記録ながら“完全試合”まであと1人となりボールが3球続く。だが山下は開き直って直球を3球続け、見逃し三振で締めた。21人料理に「率直にうれしい」。派手なポーズはなかった。

 右打者へはスライダー、左にはチェンジアップ。「130キロくらいに見えればいい」という直球も伸びた。三振7、内野ゴロ7、内野飛球2、外野飛球5の81球だった。

 父・静夫さん(55)は1977年夏、仙台育英の正二塁手で甲子園出場。亜大、専売東北(のちのJT、2004年廃部)と進み監督も務めた。兄・康太さんは一昨年の同校エース。現在は駒大2年で神宮での登板を夢見て腕を磨く。その兄から前日にメールが届いた。「(部員が)102人いる中の1番を背負っているんだ。しっかり投げろよ」。言葉を胸に刻み、1週間前に右肘を打撲するアクシデントも吹き飛ばす快投で応えた。 (清水智彦)

山下 康平(やました・こうへい)

 1996(平成8)年5月9日生まれ、18歳。宮城・仙台市出身。東仙台小2年時に東仙少年野球クラブで野球を始め、5年時から投手。東北学院中時は軟式野球部に所属。東北学院高では1年秋からエース。1メートル78、65キロ。右投げ右打ち。家族は両親、兄。

(紙面から)