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「縦読み」がヒット!元祖はHBC北海道放送の日本ハム戦中継

HBC北海道放送の熊谷貴史さん。パズルを解くように日々、字数と格闘している!?(撮影・高橋茂夫)

HBC北海道放送の熊谷貴史さん。パズルを解くように日々、字数と格闘している!?(撮影・高橋茂夫)【拡大】

 「やはり文字数との戦いです。放送時間によって縦の行数が変わりますし、縦読みのフレーズを考え付いたとしても横の文字数とうまくつながらなかったり…」と熊谷貴史プロデューサー(48)。当初は読者に気づかれなかった。地道な努力を続け、翌11年、「クマ出没注意」のフレーズに、「もしかして縦読みになっているのですか?」と視聴者から初めて問い合わせがあった。

 現在では系列の中国放送(広島戦)、中部日本放送(中日戦)が、「縦読み」にチャレンジ。そしてNHKにまで広がった。「HBCが始めて話題になったことが、あのNHKの担当者さんの目に留まり、影響を受けてくれたのなら嬉しいですね」と熊谷氏もホクホク顔だ。HBCが次に日本ハム戦を中継するのは7月2日の西武戦(西武ドーム)。ちなみに記者もリーグ戦再開を見据え、オリジナル作品を考えました。いかがでしょうか。HBCさん-。(取材構成・中田愛沙美)

HBCの「縦読み」傑作選

 〔1〕おそらく試合終了までお届けできるはず(2014年4月23日、対ソフトバンク) 放送時間拡大で、史上最長の18文字! ところが試合は両軍9本のアーチが飛び出すロングゲームとなり、試合終了まで中継できず…
 〔2〕北の大地で虎退治(13年6月12日、対阪神) 最後まで悩んだのは「治」に何を当てるか。主力ではない佐藤賢「治」を抜擢(?)すると、途中出場でチーム唯一の打点を挙げた
 〔3〕あす24歳中田の打撃に期待(13年4月21日、対西武) ナイターに比べて、番組紹介欄が小さいデーゲームで、おきて破りの「L字読み」に挑戦。「気付いていない人もいると思います」(杉田さん)という隠れた名作

(紙面から)