2014.6.19 05:03(2/3ページ)

大谷、8回1安打0封11K&3戦連続160キロ!

阪神・ゴメスを157キロの速球で空振り三振にしとめた大谷

阪神・ゴメスを157キロの速球で空振り三振にしとめた大谷【拡大】

 3万5261人の9割以上が阪神ファンの、完全アウェー。雨で緩みかけたマウンド、22分間の降雨中断…。何ものも、大谷の行く手をさえぎることはできなかった。八回途中に右ふくらはぎがつり、完封、完投こそ逃したが、夢だった甲子園での初勝利を手にした。

 「甲子園には悔しい思いしかなかったので、(いい)イメージを作れてよかった」

 公式戦では甲子園初登板で、飛ばした。二回、ゴメスと今成への速球は、自身3試合連続で160キロをマーク。本拠地以外では初めての大台。「本物」を証明した。カーブ、スライダーで緩急をつけ、六回二死から大和に左前打されるまで、走者を許さず。「最初は直球も変化球もよくなかった。一発が出なくてよかった」。自己最多となる11奪三振で8回1安打無失点に抑えた。

 「お客さんがたくさん入った甲子園で投げられて楽しかった」。5月31日からの札幌ドームでの阪神2連戦を両親が観戦に訪れた。母・加代子さん(50)は右翼スタンドを黄色く染めた虎党の迫力に驚き、その前で平然と右翼を守る息子に目を見張った。「全然気にしないタイプ。応援がすごいなって、むしろ楽しんでいると思います」。聖地での姿は、母の想像した通りだった。

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