2014.6.10 05:02(1/2ページ)

阪神・緒方、懲罰交代…二塁踏み忘れ痛恨あぁ“逸”点

凡ミスを犯した緒方(中)は、ベンチで吉竹野手総合コーチ(右)からお説教(後ろは呆然の和田監督)(撮影・白鳥恵)

凡ミスを犯した緒方(中)は、ベンチで吉竹野手総合コーチ(右)からお説教(後ろは呆然の和田監督)(撮影・白鳥恵)【拡大】

 (セ・パ交流戦、阪神0-6ソフトバンク、4回戦、2勝2敗、9日、甲子園)やっと盛り上がれた虎党の大歓声が、一瞬でどよめきに、そして厳しいヤジに変わった。グラウンドの中も外も一瞬、何が起きたのか分からない。二塁をまわったはずの緒方が、再び二塁へ逆走した。まさかの大ボーンヘッド。ベースを踏み忘れた。

 「どんなこと(理由)があったとしても自分のミスです」

 青ざめ、言葉を振り絞るしかなかった。0-5で迎えた六回。先頭で四球を選ぶと、上本の右中間二塁打で一塁から俊足を飛ばした。走力と打球を考えれば、そのまま生還のはず。ところが…。

 歩幅が合わなかったのか、二塁ベースを空過した。5メートルほどまわって引き返し、慌てて踏み直した。無死二、三塁の好機は残ったが、後続が倒れて無得点に終わった。

 七回の守備に、背番号「65」の姿はなかった。ベンチで直立不動。吉竹野手総合コーチら首脳陣から、厳しい指導を受けた。懲罰交代を認めた和田監督は、短い言葉で振り返った。

 「詳しくは聞いていないけど、打球を見すぎていたんだろう」

 詳しく聞くにも値しない。高代内野守備走塁コーチもあきれた。「説明しろっていうのか? 論外や、論外。(注意を)言う気にもならん。小さい頃から『ベースを踏め』って教わっとるんやろ」。ようやくの反撃ムードは、あってはならない珍プレーで消えた。

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