2014.6.5 21:09(4/5ページ)

渡辺会長「僕と読売新聞社は一体」法廷にどよめき/巨人Vs清武氏(4)

東京地裁を出る渡辺恒雄球団会長=東京・霞が関の東京地裁(撮影・戸加里真司)

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 《弁護士の質問は、渡辺氏が元巨人投手、江川卓氏の招聘(しょうへい)を計画し、反対する清武氏と対立したコーチ人事にも及んだ。巨人側は、清武氏が23年11月11日の会見で江川氏の招聘計画を明かしたことが、企業の重要な秘密情報を公開する義務違反行為にあたると主張している》

 弁護士「あなたは江川氏の招聘は『思いつき』だったとも言っていましたね」

 渡辺氏「そうでしょう」

 弁護士「思いつきがなぜ、企業秘密になるんですか」

 渡辺氏「思いつきでも実現する可能性がある。それが(外部に)漏れればできなくなる。これは、大変な妨害ですよ」

 《さらに弁護士は、渡辺氏が以前、元プロ野球選手に巨額の借金があると報道機関に話したことがあると指摘。渡辺氏もそのことを認めた》

 弁護士「(巨額の)借金があるなんていう方が、秘密の暴露なのでは」

 渡辺氏「勝手な行動を取られては困るんだ。円満に解決しようとしているときに。だから、牽制球(けんせいきゅう)を投げた」

 弁護士「牽制球と言いましたが、清武さんの会見はコンプライアンス違反を止めるためですよ」

 渡辺氏「コンプライアンス違反はない。彼は自分の人事に関して不満があり、その私怨(しえん)があった。コーチ、選手を動かす人事権を奪われたと思ったんでしょう」

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