2014.6.5 21:09(3/5ページ)

渡辺会長「僕と読売新聞社は一体」法廷にどよめき/巨人Vs清武氏(4)

東京地裁を出る渡辺恒雄・読売新聞グループ本社会長=5日、東京・霞が関(撮影・古厩正樹)

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 弁護士「巨人軍の定款に、1億円以上の売買を行うとき、または1億円未満であっても重要な場合、グループ本社取締役の事前の承認が必要だとあります。コーチ人事はどうでしょうか」

 渡辺氏「コーチ全体の案として、予算案を持ってくれば、そういう扱いになるのでは」

 弁護士「清武さんは代表編成本部長になってからコーチ人事をしてますが、(これまで)あなたは事前承認をしていましたか」

 渡辺氏「清武君の時は、巨人軍の長い歴史の中で、短い年数ですね。コーチなどの組み合わせで物事の決め方は違うから…」

 弁護士「長い歴史はいいですから、事前承認(をしたこと)はあるんですか、ないんですか」

 渡辺氏「あるかないか、分かりません」

 《渡辺氏が弁護士に向かい、「あんた、(自分に)不利なことはしゃべらせないんだな」と漏らすと、法廷には静かに笑いが広がった》

 弁護士「時間稼ぎで関係ないこと長々と話しても…」

 渡辺氏「いや、あんたがね(と弁護士を指さす)」

 弁護士「指ささないでください」

 《激しく火花を散らす渡辺氏と清武氏側の弁護士。裁判長が「冷静に行きましょうね」と2人に声を掛けた》 

 弁護士「清武さんがコーチ人事を決めている間、事前承認は一度もしていなかったんじゃないですか」

 渡辺氏「(事前承認をしたと)誰かに話したんだよ。(球団)社長を通じてとか」

 弁護士「イエスかノーか」

 渡辺氏「記憶にないです」

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