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渡辺会長「僕は恫喝は一切してませんね」/巨人Vs清武氏(3)

東京地裁に入る渡辺恒雄球団会長=東京・霞が関の東京地裁(撮影・大里直也)

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 弁護士「会話の内容は」

 渡辺氏「よく覚えています。というのは、彼が僕を攻撃する材料として録音していて、再度、聞きましたから」

 弁護士「隠し撮りをしていたということですか」

 渡辺氏「そうです」

 弁護士「どうやって音声データを入手したのですか」

 渡辺氏「彼がシンガポールの女性のところに送りつけていて、保全が認められ、アントンピラ命令という方法で押収され、その録音を聞きました」

 《巨人側は、清武氏が持ち出した内部資料の返還を求める訴えを起こしている。この中で、シンガポール在住の知人が保管していることが判明。シンガポール法で定められた証拠保全手続きが認められ、資料を差し押さえたという》

 弁護士「(渡辺氏が)清武さんに会見を思いとどまるように言ったとき、清武さんは『恫喝(どうかつ)された』と言っていますが」

 渡辺氏「僕は恫喝は一切してませんね。音声をよく聞いてもらえば分かる。『何のために記者会見するんだ』と。記者会見をすれば取締役の忠実義務違反になるし、取締役解任の理由になる。説得したんです。彼は『ありがとうございました。また電話します』と。『白石(興二郎氏)がオーナーになるから話したらどうだ』というと『白石さんにもかけます』と。これで記者会見をやめてくれると(思った)。ところが、後で録音を聞いたらはしゃいでるんだなと。あんな猫なで声で『ありがとうございます』と2度言っているのに、これがひっかけだった」

 《弁護士が、録音を書き起こした反訳書を引用する》

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