2014.5.21 05:03(3/3ページ)

阪神・藤浪、ぶち壊し最短KO…中西投手Cが“最後通告”

1回、マウンドの阪神・藤浪(右)と上本=京セラドーム大阪(撮影・鳥越瑞絵)

1回、マウンドの阪神・藤浪(右)と上本=京セラドーム大阪(撮影・鳥越瑞絵)【拡大】

 最後通告-。次回登板となる26日のロッテ戦(甲子園)が正念場となる。先発の駒が少なくて済む交流戦だけに、次もダメなら先発機会を1度飛ばして修正期間を与えるのか。最悪の場合、2軍での再調整を命じられるケースもありうる。故障以外で2軍落ちとなれば、藤浪にとって初めてになる。

 与四球26と、3死球を合わせた与四死球29はともにリーグワースト。ここまでわずか2勝(3敗)と苦しむ最大要因が制球難だ。4月1日の中日戦(京セラD)では六回から、同8日のDeNA戦(甲子園)では七回から突如制球を乱し、2連敗。100球前後から崩れるスタミナの課題が浮き彫りとなっている。

 走り込み不足だ…。左足のステップが悪い…。腕が体から離れすぎ…。周囲からはさまざまな指摘が続く。期待が大きいだけ、ファンの失望も大きい。修正ポイントについて中西コーチは「本人にも『いろいろある』と伝えた」と口を閉ざしたが、インステップの矯正など課題の多い投球フォームに起因するものか。藤浪自身はそこを感じている様子だ。

 「(課題は)フォームのバランス。ストライク先行でいけるようにしたい」

 藤浪は立ち直れるのか。2年目のジンクス。交流戦3年連続の黒星スタートを誘発してしまった20歳が、プロの壁にぶち当たっている。 (栃山直樹)

藤浪の昨年の登録抹消VTR

 5月12日の愛媛・松山でのヤクルト戦に先発予定だったが、腰から肩にかけての張りを訴え、和田監督ら首脳陣が「無理させられない」と11日に出場選手登録を抹消。同26日の日本ハム戦(甲子園)で1軍復帰し、7回1失点で28日ぶりの白星を挙げた。

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(紙面から)