2014.5.1 05:05(3/3ページ)

燕・古野、6回1/3を1失点!“裸族”がG斬り今季1勝

好投するヤクルト・古野=東京ドーム(撮影・中鉢久美子)

好投するヤクルト・古野=東京ドーム(撮影・中鉢久美子)【拡大】

 絶対に落とせない試合だった。この日の試合前、小川監督は「前回の連敗の始まりも逆転負け。きょうは何とか手を打っていかないと」と決意を明かしていた。前夜は畠山の3ランで逆転しながらサヨナラ負け。4月25日(対中日、神宮)まで続いた9連敗のきっかけも同16日の巨人戦(神宮)で延長戦の末の惜敗だった。同じ轍を踏むわけにはいかない。大量得点にも細かい継投で勝ち星をつかんだ。

 「僕は実績もないので守るべきものがない。積み重ねていくしかない。常に危機感をもっています」と古野。社会人時代の活動休止や右肩痛を乗り越えてきた“雑草男”が、巨人打線をのみこんだ。 (佐藤春佳)

古野正人(ふるの・まさと)という男

 ★生まれ、球歴 1986(昭和61)年9月27日生まれ、27歳。兵庫県出身。報徳学園高から龍谷大、日産自動車、三菱重工神戸を経て2012年ドラフト6位でヤクルト入団
 ★雑草男 報徳学園高では2年まで内野手で3年時は控え投手。龍谷大4年時に投手コーチに就任したヤクルトOBの山本樹氏(現龍谷大監督)の指導で才能が開花した。社会人では入部1年で日産自動車が活動休止に。プロ1年目には右肩痛に悩まされた
 ★天然系 昨年4月19日の阪神戦(甲子園)でプロ初登板。阪神の「マートン」コールを自身の愛称「マー君」かと思い、「地元なので応援してくれているんだ」と勘違いしていた
 ★サイズなど 1メートル78、80キロ。右投げ右打ち。独身。年俸960万円。背番号40。通算成績は15試合に登板、2勝4敗、防御率4.94(30日現在)

試合結果へ

(紙面から)