2014.4.30 05:04(3/4ページ)

虎・福留、家族愛でV弾!劇的コイ倒で首位攻防の第1R先勝

8回 福留孝介が200号のソロホームラン。花束をライトスタンドに掲げる

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 パパ、やったよ。イバラの道を歩む中、26日に37歳を迎えた。日付が変わった瞬間、スマートフォンのアプリ「LINE」が鳴った。♪ハッピーバースデー、パパ。長男・颯一(はやと)くん(6)が歌い、長女・桜楓(はるか)ちゃん(3)が手拍子で演奏していた動画だった。テイク8まで撮り直したことを知った。うれしかった。宿舎内の食事会場にいた。迷わず音量を上げた。家族愛に驚く同僚たち。だが球場へ向かったものの出番はなく、恩返しができなかった。それから3日。家族の支えが大事な一戦での決勝弾へとつながった。

 18日のヤクルト戦(甲子園)前には早出特打を行い、22日には休日返上で練習。その間、家族のことを問われても「起きている時間、俺、家にいないし…」。本当なら子供と時間を作りたかったが、練習のため、あえて背を向け、甲子園に足を運んだ。しかし効果はすぐにでない。3月30日の巨人戦(東京D)で守備時に西岡と交錯し、右鎖骨と左ろっ骨を損傷したが、心ないファンからは西岡負傷の犯人扱いにもされた。「阪神から出ていけ」。そんなヤジに何度反応したことか-。

 「こういう数字でも試合で使ってもらっているので、何とかしようと思って。それが(ガッツポーズは塁を)まわった瞬間に出ました」

 日本通算200号。生みの苦しみをイヤというほど味わい、首位攻防戦で答えを出した。広島とは1差。18年ぶりのリーグ優勝を果たした2003年以来の聖地9連勝、球団史上最多となる4月17勝目だ。

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