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阪神・メッセ、初1-0完封!「アリガトウ福留サン」

二回、エルドレッドを空振り三振に仕留めたメッセンジャー。鯉打線を完封だ(撮影・岡田亮二)

二回、エルドレッドを空振り三振に仕留めたメッセンジャー。鯉打線を完封だ(撮影・岡田亮二)【拡大】

 (セ・リーグ、阪神1-0広島、4回戦、広島2勝2敗、29日、甲子園)フィナーレ直前の激しい雨は、逆に右腕のたくましさを引き立てた。119球のシャットアウト。マウンドを守った阪神・メッセンジャーは、緊張感を楽しんでいた。

 「両軍合わせて4安打でしょ。しびれたね。1-0だけど、5-0くらいの気持ちで、リラックスして投げたよ」

 試合時間は今季両リーグ最短の2時間。軽快な一戦を演出したのは、もちろん2安打完封の右腕だ。一回に連続三振で滑り出して、四回まで無安打。五、六回は先頭に安打を許すも、最後まで二塁を踏ませなかった。今季2勝目は、昨年9月23日のヤクルト戦(甲子園)以来の完封。「1-0」の緊迫した試合での完封は自身初だ。

 「直球の制球がよかったよ。あとはカーブとフォークもよかったね」

 序盤から110キロ台のカーブを巧みに混ぜて、鯉打線に的を絞らせなかった。悪天候で開始が30分遅れても問題なし。その時間を使って、初めてバッテリーを組む鶴岡と入念な打ち合わせを行った。

 「しっかり話し合いをして、予定通りの投球ができたよ。鶴岡さんのおかげです」

 12奪三振は自己最多タイで、今季43奪三振はリーグトップ。昨季からクライマックスシリーズも含めた広島戦の連敗も「5」で止めた。

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