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阪神・D4梅野、プロ1号&初打点!虎3人目の新人捕手弾

9回、ソロ本塁打を放った阪神・梅野=横浜スタジアム(撮影・今野顕)

9回、ソロ本塁打を放った阪神・梅野=横浜スタジアム(撮影・今野顕)【拡大】

 すぐに動いた。「自分のいい状態を知っているので」と打撃投手の元へ。「極端にやってみたらどうだ?」と助言を受け、前日26日の練習から実践。「極端にポイントを前で打ってみたら、感じがよかった」。取り戻した豪快さがすぐ、プロ初弾につながった。

 「これを機に調子を上げていきたいです。記念球? 初ヒット(の分)も含めて(福岡の)実家に送りたいです」

 首位決戦も負けない。捕手争いも負けない-。両手に残る確かな感触とともに、次は聖地で強打のルーキーが暴れる。 (西垣戸 理大)

 今季の12球団のルーキー1号は、ヤクルトのD2位・西浦直亨内野手(法大)。3月28日のDeNAとの開幕戦(神宮)でプロ初打席アーチを放った。4月12日にロッテのD5位・井上晴哉内野手(日本生命)が楽天戦(QVC)で、同24日には広島のD3位・田中広輔内野手(JR東日本)がヤクルト戦(神宮)で放っており、梅野は4人目。

うめの・りゅうたろうあらかると

 ★生まれ&サイズ 1991(平成3)年6月17日、福岡県生まれ、22歳。1メートル73、80キロ。右投げ右打ち
 ★球歴 小2から野球を始め、中学時は那珂川シャークスに所属。福岡工大城東高で2年秋から主将を務め、通算24本塁打。福岡大では1年秋から6季連続でベストナイン、昨年の春、秋にはMVPを受賞。昨年の日米大学野球では代表の主将を務めた。大学通算28本塁打。14年D4位阪神入団
 ★年俸 840万円。背番号「44」
 ★目標の捕手 巨人・阿部、元阪神・城島
 ★メッセンジャーのお気に入り 「近いうちに間違いなく彼(梅野)は阪神の正捕手になる」と断言するなど、メッセンジャーが溺愛している

阪神の主な新人野手のプロ初本塁打

 ★田淵幸一(法大からD1位) 1969年4月13日の大洋戦(甲子園)、池田からプロ初安打&初本塁打。さらに2打席連発
 ★掛布雅之(習志野高からD6位) 74年6月3日の広島戦(広島)で、佐伯から右翼へ先制2ラン
 ★岡田彰布(早大からD1位) 80年5月1日の巨人戦(甲子園)で新浦から左翼へ先制3ラン
 ★今岡誠(東洋大からD1位) 97年8月3日の巨人戦(甲子園)で斎藤雅から左翼へソロ
 ★鳥谷敬(早大からD自由枠) 2004年5月27日の横浜戦(甲子園)で東から中堅右へソロ
 ★伊藤隼太(慶大からD1位) 12年9月27日のヤクルト戦(神宮)で松井光から右翼へ満塁弾。球団新人のプロ1号満塁弾は36年の伊賀上以来、76年ぶり2人目

データBOX

 ◎…1965年のドラフト制度以降、阪神の新人捕手の本塁打は、1969年の田淵幸一(法大からD1位)、1985年の嶋田宗彦(住友金属からD4位)に続き、29年ぶり3人目
 ◎…ちなみに阪神の新人選手の最多本塁打は田淵の22本。同年、新人王に輝いた

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