2014.4.24 05:02

試練や!阪神D4・梅野、2度の満塁機に凡退

六回二死満塁で、遊飛に倒れた梅野(撮影・白鳥恵)

六回二死満塁で、遊飛に倒れた梅野(撮影・白鳥恵)【拡大】

 (セ・リーグ、中日4-1阪神、5回戦、阪神3勝2敗、23日、ナゴヤドーム)授業料は高くついたが、収穫を得たと思えばいい。今季2度目のスタメンマスクとなった阪神D4位・梅野隆太郎捕手(福岡大)は、リード面に反省の弁を並べた。

 「真っすぐを生かしていきたいと思っていて、最初はいい感じでできた。ただ走者を出して、相手がイケイケになって早打ちになったところで流れに飲まれてしまった」

 左右&高低をうまく使って追い込み、勝負球のフォークで仕留める。五回までメッセンジャーを好リードしていた。だが、0-0で迎えた六回だった。一死満塁で森野に初球の真っすぐを中前へと弾き返され、均衡を破られる2点を献上した。

 和田監督は「ポイントとなる3回り目で配球の変化がほしかった。少し正直過ぎたな」と課題を指摘した。

 持ち前の打力も発揮できなかった。四回二死満塁で一飛、六回二死満塁では遊飛に倒れた。一打出れば、勝利へ近づく2度のビッグチャンスをものにできなかった。4打数無安打。自らのバットで、先発右腕を援護することができなかった。

 攻守に課題が、あぶり出た。だが、近い将来、必ず虎の扇の要を担うことになる素材。指揮官が「勉強? もちろん、そうしてもらわないと困る」と成長を促せば、黒田ヘッドコーチも「梅野にとってはボロが出たと思えばいい」と話した。四回一死では和田を三振に仕留めると、平田の二盗を刺して強肩ぶりも披露した。藤井、鶴岡とベテランが多い捕手陣にあって、明日への糧となる1敗。必ず、この授業料は生きてくる。(栃山 直樹)

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